仕事のとんでもないお客さんです。
といっても、何も知らないとこんなもんなのかなぁとも思うのですが。
写真を使ったデザインのレイアウトをお願いされました。
とはいえ、まだ確定のお客さんではなく、このあともしかするとお客さんとして成立しない可能性もある。
と、ここからが大変でした。
「写真をを2m×2mに印刷したいんだけど、この写真使える?」
・・・明らかに画質が足りない。
画像のデータが80kbしかない。
※もちろん解像度は全く足りてません(笑)
ええ・・・コレは無理ですね。画質がぜんぜん足りません。
「ええ!?じゃあどうにかしてよ、プロなんでしょ!」
・・・おい。
いくらプロでも解像度の足りない写真を綺麗にすることなんてムリだ。たとえるならモザイクかかった画像を綺麗にするのと同じこと。
さらにこのおばさんの要求は進む。
とりあえずこの写真で進めてみるものの、同考えても画像の比率が希望のサイズと違う。
つまり何が起きるかというと
縦、もしくは横のどちらかに合わせるとどちらかが切れたり余分になったりします。
しかも画像的に両サイドを切り落とすと中央のオブジェクトが切れてしまうため、どうしても図の下の画像のように横にあわせることになるのだが、どう考えても上の部分が足りない。
ここでものすごい要求が
「上の部分を空か何かで埋めてよ、プロなんでしょ」
・・・無知って素晴らしい。