僕の彼女はハムスター 1話 2

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ハムスターだ。


呆然と立ち尽くす俺に対して・・・


「ちょっと!聞こえてんの?」


聞こえない。


「ちょっと!!」


何も聞こえない


ガブッ!!


「いてぇ!!!!!!!!」


右足の親指から赤い液体が勢いよく流れている。
これは夢じゃないということがよ~~~~~~~~~~~~~~くわかった。


「いてぇじゃねぇか!」


「聞こえているなら返事くらいしなさいよ!この変態!
オタク!!」


「誰がオタクでネクラで変態だ!!」


「ネクラなんて誰も言ってないじゃない!」


確かに、自虐的に走りすぎた。


「それにしても驚いたぁ。
あんた私の言葉がわかるの?」


なんて答えれば良いだろう・・・目の前にいるハムスターの言葉がわかる自分。
ひとつぐらい特技があればと思ったが、まさかの動物との会話。
動物王国むつ○ろうさんもびっくりの特技だ。

しかも何だ。
目の前で喋っているハムスターはとってもワガママそうな女性。

いや、女性という表現が正しいかわからん。
おんな・・・?メス??


「ちょっと、誰がめちゃくちゃ可愛いけどワガママよ。」


どうやら口に出してしまっていたらしい。


が、変な枕詞がついてもはや自分の気持ちでもなんでもない。


「ま、いいわ。
ここで雨宿りさせて頂戴。」


何がいいんだ。

勝手にすすめるハムスター。
どうやら本当にワガママっぽい。


「おいおい、勝手なこと言うんじゃない。
お前何者だ?」


「女性に向かってお前って失礼ね!
あんた、他でもそんな感じで喋っているんじゃないの!?」


・・・っと痛いところを突かれる。

「くっ・・・うるさい!
ハムスターごときに言われる筋合いはない!」


「ふん!人間ごときに答える筋合いなんてないわ!」


何だ、このハムスターは・・・あ~いえばこ~いう。


「出て行け!とっとと出て行け!」


「何よ!この大荒れの天気の中、女性を一人放置するの?
最低のオトコね!変態!」


「おい・・・ちょっと待て!変態は関係ないだろう。」


とは言うものの、外は確かに至上類を見ないほど大荒れの天気。
窓の外は雨のせいで全く見えない状態。


「仕方ないな。」


ため息をつくと、ひとまず冷静に取り繕った。

 

「で、名前は?」


これがハムスターとのまともな?会話の始まりだった。

コメント(2)

(o-´ω`-)ウムウム
ネクラでオタクで変態ね。。。φ(.. )メモメモ
ハムスター、言葉が話せたら、きっと、
毎日うるさくて大変だろうなぁ~(〃´o`)=3 フゥ

どーもです。

うるさいキャラクターが飛び回ります。
こうご期待です(笑)

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